新築住宅

東京町田S邸  (2017年竣工) ➀

東京都だけれど

町田市には

こんなに緑の深いところがあるのだなぁ!

敷地を最初に訪れての印象です。

 

今回から町田市のS邸を紹介します。

「渡辺篤史の建もの探訪」(テレビ朝日)では「べんがらで染めた里山の家」で紹介されました。

 

 

 

 写真の説明です。

天井や建具などは濃紫色のべんがら塗料を、また正面の壁には

赤いべんがら粉末をモルタルに混入、

手前グレーのステージと階段の蹴込部には

市販の黒色べんがらの粉末を同じくモルタルに混入しています。

 

クラシックとモダンの良いところを組み合わせ

新たな魅力の創造を試みました。

 

 

写真中央、屋根に煙突のある家が今回紹介のすまいです。

 

敷地の北には小高い山、東は遠方に山。

南側は開けていて、東から続く川と道があり、西には遠方に山と広い道。

建物の理想的な土地の相とされる、四神相応の地に建つ。

都会に近く、自然が豊かな土地で子供たちを育てたい。

という強い思いが建て主にはあった。

 

 

今回の写真は栗林。

前回ブログで」

「敷地南側は開けて大きな道路がある」

と説明しましたが、

写真からはその道路が奥に見えます。

 

撮影時期は6月で

白い花が咲き、

独特の香りを放ち

生命力さえ感じます。

 

秋には手前の道にまでも毬栗が落ち

実が顔をのぞかせます。

 

風物詩が少なくなる中での貴重な存在。

子供たちの記憶にも残る。

 

 

敷地の東側の道をたどると

山に入る散歩道があります。

 

樹木が鬱蒼とし

昼なお暗く

歩く人影も薄らぐほど。

 

この山を伝わってか

S邸の現場監理の際、

タヌキを見かけたこともあります。

(スタッフ談)

 

 

正面がS邸です。

前々回のブログにあった栗の林は

道の先、トラックの後ろに広がっています。

土手の緑が目にやさしく

季節になるとつくしやタンポポ

水仙など、姿を現し

山菜も期待できるかもしれません。

お世話になった

お隣の土地ですが

自然の賜物として残るといいですね!

 

 

S邸敷地への入り口写真です。

右奥からは道路沿いの土手が続き、ここで止まります。

 

まだ家が建つ前、最初に敷地を訪れたときの写真です。

敷地は道路境から始まり

途中の踊り場も含めて、20段ほどの階段を上ります。

道路側の隣地よりも4mほど高く、上の敷地からみて

隣家は低く2階建てでも圧迫感はありません。

 

階段を上っているとき

山を見ながら、

ここは神社が建つような良い場所だな!

と思い、

事務所に帰って調べてみたら

「四神相応の地」であることがわかりました。

 

 

階段を上りってゆき

敷地全体を見渡したところです。

まだ、家が建つ前の写真。

西の山を遠くに見ています。

その後の設計段階で

S邸、ご希望の一つが

「西日が美しく見える」家でした。

 

うむ、わかる!

 

 

前回ブログの写真にS邸を

置いてみるとこんな感じです。

ここから眺めるとかわいらしい家ですが

実際は裏手側に伸びており

それなりの大きさ(延べ32坪)になっています。

手前のフェンスに取り付けた竹の垣根は

施主施工 うまいもんです!

2階の壁仕上げはガルバリュウム鋼板の小波板、

水はけのよい素材。

1階は赤と黒のべんがらを大和張りの板に塗っています。

 

 

写真は敷地に上って

玄関へのアプローチを眺めています。

玄関からは土間続きでそのまま庭に出られます。

玄関ホールの南側(画像左手)には隣家があるので、

壁に窓はなく、西側の庭に大きく開放しています。

手前の竹垣や、敷石など外構工事は建物完成後

建て主のS様が自ら造り上げたもの。

見事です。

2階の外壁はガルバリュウム鋼板の小波板

1階は赤味のべんがらと濃紫べんがらとを塗り分け

10㎝ほどの小幅板の両端を少しずつ重ね、上から見ると

凸凹断面の大和張りにして優しく人を迎えます。

 

べんがらは陰影に富む自然の素材で、この大和張りと

相性がよく、光の当たり具合で華やかであったり

渋さが漂ったりします。

ガルバリュウムの金属の質感と

艶のない木とを組み合わせる、素材や質感を

変えることで建物に豊かな表情を生み出すのです。

 

 

玄関アプローチを見ています。

赤い壁の奥に玄関ドアがあり

その手前の黒いべんがら塗装部は

左手に傘立てなどを置くアルコーブに、

右手前は庭で使う道具などの収納になっています。

そこは「外」なのですが

黒(濃い紫)のべんがらを塗って「内」の扱いにしています。

入口部は赤いべんがらの壁に黒の立枠をみせ「内」を予感させます。

 赤いべんがら壁の入口部では基礎コンクリートをカットして、

壁が浮いたようにやさしく連続して家を包みます。

壁に伴奏するかのように庇も続き

雨をなるべく壁から離して落とします。

 2階の屋根面は破風板を壁につけ軒の出がなく

モダンに仕上げてもよいのですが、

わざと壁より少し浮かして破風を回し、

陰影を作って壁のガルバリュウムを生かします。

玄関上の小庇の陰も相まって、

そうそう、樹木や竹垣、敷石など建て主のSさんの施工も加わって

シンフォニーのような景観を作っています。

 

 

左手、赤い壁の手前が玄関入り口になります。

前回の画像はこの正面右端から撮影しています。

両方合わせると空間の全体像が掴めます。

 

2階の外壁材はガルバリュウムの小波板。

よく見ると、窓の上だけ1階外壁の「黒べんがら大和張り」

になっています。

 

窓の上の、しかも屋根の出が大きいので陰になるし

少なくともこの写真では見えないし

こんなところを大和張りにしなくとも

と思うような上にです。

 

陰影があるということは壁と屋根の境目がぼやけることです。

影の奥はどうなっているの?と創造力を働かせ、広がりを感じたり

窓を目とすると瞼のように見えたりするわけです。

 

ここのデザインいかんによって、

建物がペットのように人になじんできます

フィンランドの建築家アルバーアアルトが設計した

フランスのルイ・カレ邸をご覧になったことがあるでしょうか?

片流れのシャープな屋根が上ってゆき最頂部の東側壁下にある

窓上のデザインがこの瞼です。

ウインクしているような優しい目、

人の顔のように見えます。

 

 

日本の美を伝えたいー鎌倉設計工房の仕事 400

「四神相応の地に建てる」

 

TV番組「渡辺篤史の建もの探訪」の

再放映日が変更になりました。

 

一週間ずれて、99日(日)になり、朝830900BS朝日です。

テーマは「べんがらで染めた里山の家」ですが

今ブログで紹介中の「四神相応の地に建てる」のS邸!

建築主と大工をはじめとする職人たちと建築家が魂を込めて作った建物です。

 

 

今回はBSでの放送ですが、7月の地上波TV朝日での放映後に

「べんがらで染めた里山の家」、その他の住宅について

価格のお問い合わせがいくつかありました。

 

「渡辺篤史の建もの探訪」HPはすでに工事金額を

公表していますが、いくつか経費が含まれていない数字です。

 

弊社では建築費のほかに消費税、設計監理料を加えた総予算で

「価格」を捉えています。

www.kamakobo.com/price_map/index.html

【鎌倉設計工房 ホームページ「価格と広さ」】

 

これによりますと過去15年の間の新築物件46件のアイコンが表示され

横軸に「価格」縦軸に「延べ床面積」、この座標の縦と横が交差する

アイコンがその建物の「価格と広さ」になります。

(残念ながらアイコンをクリックすると建物の画像が現れません。

いくつかはテレビ放映歴が表の下にあり、その他はHPのギャラリーからご覧ください。)

 

これを見ると同じ45坪の家でも、建築費+消費税+設計監理料で3000万を切る場合から5000万に近い場合もあります。

これは地域差や資材費の高騰、

土地の条件(杭や地盤改良の有無、防火、準防火地域内の場合など)や

建築主の希望要件(二世帯住宅、店舗併用、アパート併用)、

その他のご要望の数、「濃」さによって大分幅があるということを表しています。

 

「べんがらで染めた里山の家」(東京町田S邸)はこの表ですと32.5坪で

3000万から4000万の中間にアイコンがあります。

建築主が壁塗りやべんがら塗装をこなすことでコストダウンが図られています。

 以上ですが

その他、質問等、ぜひお問い合わせいただきたいと思います。

 

 

前回は玄関からアプローチを振り返って眺めた画像でしたが

今回は、玄関に向かって

入り口の硝子引き戸を少し開けたところです。

引き戸の引手金物はスチールをたたき出して製作したもの。

まっすぐに進むと土間を突き抜けて庭に出ます。

正面の建具は網戸。

硝子戸を右手に引いています。

 

 

写真は玄関引き戸を開けて中に入ったところです。

庭への出入り口、前回は網戸の状態でしたが

今回は腰板(外側はガルバリュウム張り)のついた

木製ガラス引き戸になっています。

外の庇は壁から60㎝出ており、しかも低めの位置に

設置しているので雨の影響は少ないと思いますが

腰板をガルバリュウム鋼板で覆い、

万全の防腐措置を講じています。

ただこの腰板は単なる防腐の装置ではありません。

玄関から庭を眺めるとき、腰板で風景の一部をわざと覆い

ガラスから見える風景をより引き締め美しく見せるのです。

 

リビングの外壁はモンドリアンのコンポジション風に

デザインされている、それを

ここから見るのが私は好きです。

 

 

前回モンドリアンが何とか

と言っていたのはこの角度から見た

景色です。

左手前にはドアが配され、しかも腰付きであるので

視界を限定している存在である。

一方正面は

嵌め殺しのガラスのみであるため

より一層開放感が高まり

べんがら大和張りの外壁が

あたかも室内の一部にさえ見えます。

手前のストーブ背壁も赤べんがらで塗装し

外と内の素材を同一とし、板の張り方まで

統一することで

外庭と室内が連続しています。

 まあそれが思いがけない広がりを生み

空間的にダイナミックになっている、

だから好きなのです。

 

 

前回ブログでは階段の左手部分

を見たが、今回は右手の方向。

赤いべんがらを塗った木部が薪スト―ブの

背面壁になる。

その下の凹みは約50センチの奥行きを取った

薪置き場になっている。

アルミの巾木を従えたストーブステージや

床及び階段蹴込部のモルタルは黒に近い紫の

べんがらを混入している。

混入量によって淡いグレーから紫に近いグレーへと

色の差を出している。

玄関から室内に入りホールの奥に進むと

この景色に出会い山の緑が目に飛び込んでくる。

 

 

前回の写真では撮影アングルが低く

手前のべんがら壁が障壁のように

立ち塞がって見えるが

立つ人の目線だと今回写真のように見える。

このべんがら壁(長さ1.6m)は工事中に高さの調整を行い

10㎝ほど設計段階より高くしている。

奥のダイニングが玄関から見えすぎるのがその理由だ。

全部見せず、この奥はどうなっているのだろう?

と、空間に奥ゆかしさを持たせるよう心掛けている。

 

 

薪ストーブがまだモルタルのステージに載っていない段階の写真ですが、赤いべんがらモルタルの壁裏側の様子、

例えば玄関格子戸や、ステージ下の薪置き場、下足入れ、そしてクロゼットなど今まで見てきた部位の位置関係がわかると思います。

また2階へ続く階段の1段目がストーブのステージであること、玄関ホールの真上が階段踊り場を利用したライブラリーになっていること、

ベンチには落下防止用の竹の詰め打ちがなされていることなども併せみることができます。

 

前回ブログの中に「子供たちが階段室踊り場に設けたベンチに座って

キッチンのお母さんを望める、と紹介したので

キッチンから見たベンチの写真を送ります。

手前にピントを合せており、タイル張りの様子がはっきりしています。

庭と建物との関係が奥に、ぼやけてはいますが見えています。

建物の完成直前の写真で、ストーブもまだ入っていない状態です。

 

 

この写真の方が回りが沢山写っているので

わかりやすいかな?

階段室のライブラリーとキッチンとの関係、

前回より引いて眺めているので!

 

べんがら塗りのキッチン、それと色を合わせた

カウンタ―、これらは、大工さんと建具屋さんの合作。

べんがら塗装はお施主さん!子供たちも一緒に。

 

左手は東に開けた食器棚、朝日がここに差し込みます。

正面の小窓から向かいの山の景色。

 

前回の天井は夕方の衰えた光の中の撮影。少し暗めでした。

今回は午前中の光で木目が浮き上がるほどの明るさ、

2階の床を支える構造体をそのまま現わし、

建物に力強さと安心感を感じさせます。

 

 

キッチンの奥は山の緑が見える窓。

食器棚も兼ねています。

その下は引き出し式の食器収納

その左、垂直のアルミ取っ手のついているところは食品庫、

冷蔵庫は奥に隠れ、ダイニング側から直接見えません。

 

手前の2本の水平ラインが強調された収納は

厚みが10㎝までのものなら入ります。

6つのボックスに分かれています。その左手は

収納タワーでその上部はエアコンの収納、

階段右手のライブラリーベンチで使った黒竹を

このエアコン吹き出し側にも使っています。

 

 

窓辺の棚の詳細です。

カウンタ―の奥行きは80㎝ほどあるので

電化製品を置いてもゆとりがあります。

カウンタ―素材はJパネル

上部の棚も同様で落下防止用の

転び止めで小口を塞いでいます。

 

 

裏山の緑をキッチン勝手口を通してみています。

一般壁の仕上げが漆喰の場合

フード周りの壁には白のカラーステンレスや

ガルバリュウム加工つまりタイルではなく

板金職人の作品となることが多い。

今回は奥様好みの六角タイル貼りで

他の白壁との変化をつけています。

 

 

前回ブログの六角形のタイルは

DINAONE のシャンパーニュ。

 

室内の壁には漆喰系の素材を

よく使うので、キッチン内の壁には

油汚れのつきやすい換気扇周りも

白のカラーステンレスやガルバリウムを使い

周囲の壁と違和感なく仕上げる。

板金職人の腕の見せ所でもある。

 

がここは違う。

ダイニングやリビング側から見ると、このゾーンは

隠れていて、いわば裏だが、

見えないところにこだわるのが粋。

 

特に遠目では白い壁だが

近づくと

単なる白壁ではなく六角形のタイル

が規則的なパターンを描いているのに

気付くのだ。

 

 

画像は右にキッチン、中央にダイニング、左はトイレや洗面、

バスルームなどサニタリーゾーンが

離れのように左奥に位置しています。

ダイニング側からは壁で仕切られ、直接サニタリーの

各室を見ることはできないデザインがなされています。

ダイニングの

テーブル天板やそれを支えるスチールの架台は

建て主がオーダーしたもので

http://s-a-h-i.com/

木々に囲まれたこの地にふさわしく

設計者自身も大変、気に入っています。

 

 

先ほど仙台への出張から帰った。

仕事ついでに何か建物を見てゆこうと思い

H氏の案内で土肥晩翠の記念館や仙台メディアテークを見学。

が残念ながらメディアテーク、今日は休館日で中に入れず、

外観のみの見学となった。10数年前の建物だが、初めて実物を見、

今更ながらに感動した。建物を支える柱を見ても

1本の柱ではなく細く枝分かれした樹木のように細分化されているのだ!

ところで感動ついでに話すと出張訪問先で朝食にいただいた金華サバ。

脂の乗った見事な味!手づくりの朝食をいただくのも久し振りだった!

 

さて「四神相応の地に建てる」に戻ります。

私も気に入った食堂テーブルを別の角度から。

テーブル上の照明はルイスポールセンのトルボーだが

点灯するとシェードの内側が金色に見える真鍮製の貴重品(現在廃番のはず)

数年前に中目黒のショップで廃番前にまとめ買いしておいたもの。

デンマーク製。38年前に北欧、フインランドのアアルト建築を見て回った際、

知り合った訪問先でディナーにあずかった。

5人で丸テーブルを囲むが、中央にはロウソク1本の明かりだけ、最初出された料理も

目が暗さに慣れツナサラダとわかるまで数秒かかった。

このトルボー直径が12㎝と小さく、光量も小さくろうそくに近い。

ゴッホの「ジャガイモを食べる人々」のようにテーブルに集まる人の顔が

ハッキリ、親しく見える効果がこの小さな照明にはある。

 

 

今日は

テーブルの形がはっきり見える角度の写真。

また

奥のキッチンから手前の収納タワーや

薪ストーブ、その後ろの玄関ホール(人が見えます)

など

一枚の写真に納まっています。

 

ところで

今日は山梨に出かけ

33年前に建てた別荘のメンテナンスに行ってきました。

設計当初、小さかった樹木もすくすく伸びて

大きく成長し、建物を覆い隠すほどになったので

落ち葉の量が半端ではない事もあり

クレーンを使った

枝下ろしに立ち会ってきました。

オーナーの希望で伐採した広葉樹は

ストーブ用の薪に。

そういえば

この「四神相応」の家では

ストーブ用の枯れ枝は裏山に入ればそれこそ山とあり

取ってきた木を家の軒下に蓄え、都会にありながら

別荘のような生活もエンジョイしています。

 

 

今日はダイニングの収納タワーの紹介です。

カウンタ―も一体化して収納棚の奥まで続いています。

棚は正面からみるとこのように

全体の枠の中に納まっているように見えますが

実際窓側の竪枠はなく、ガラスがその役割をしています。

上部の竹格子エアコン収納部についても同様です。

詳細は次回に。

カウンターを支える木はクヌギで裏山から

大工さんが拾ってきたものです。

なるべく曲がって

個性のある方を選びました。もう一本あり2階で使っています。

 

 

前回ブログの棚板の話です。

横から見ると、このように

棚板が跳ねだしているように見える。

手前の竪枠よりも奥行きの浅いわくで

実際は支えているのです。

何故このような取るに足らないと感じる?事を

引き合いに出したか?

端部、つまり端っこはデザインポイントだからです。

外に向かってオープンな棚板の端部を見せることで

棚も一緒になって森への開放性や親和性を高めているわけです。

 

 

桜が咲き始めましたね!

10階の事務所バルコニーから下の公園を望むと

運河沿いに数本の桜があり、もうすぐ見ごろになります。

マンション住民の有志が集まって今年も

桜を傘にお花見です。

その後、散っても、運河を望めば

上流からの花びらも加わり

花筏となる様も趣がありますね。

 

春はスタートの時期、

新たな住まいに希望を膨らませてはいかがでしょうか?

我々もお手伝いさせていただきたく思いますので

ぜひ鎌倉設計工房(JR横浜駅から徒歩10分)までご連絡を。

 

さて本日の写真は

テーブルと足です。

今までの写真でもチラチラ見えていましたが、

今回はアップで。

 テーブルの素材は杉のJパネル(厚み36mm)ですが

四角くカットするのではなく

先端を半円状にカーブさせて、

あたりを優しくしています。

足の方は右手の山から確保したもの。

材種はクヌギです。

裏山には何本もあるので

夏はカブトムシがいっぱい樹液を吸いに来る?!