新築住宅

鎌倉二階堂の家 (2003年竣工)

 

南側に庭をとり、北側に極力建物を寄せる。良くみられる建物配置だが、この家は違った。


中央部分が大きく庭に張出しそこに居間と土間をもってくる。

すると庭が東と西に分かれる。相互を土間が繋ぐ。

 

張出した居間から前の家の裏方を眺めるのではなく、東と西に広がる谷戸の緑だ。

 

しっくい壁や北欧の照明器具の白とベンガラの赤が山の緑に映える。

分離発注を復活した事例。