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日本の美を伝えたい 582

日本の美を伝えたい 582

―ガーデニングのコッテイジを多世代住宅に変容

「上段の間」手摺その2

 

前回とは逆の客間側から手摺を見ています。

 障子を通した豊かな拡散光で部屋全体が

包まれています。

 その為、手摺は薄い紙がカットされた

シルエットとして映ります。

 床のコルクも黒、天井も濃紫色で

強調された白壁の中に

炉の天板の胴と青畳の赤い縁、

そして灰色の腰張りが浮かび上がります