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日本の美を伝えたい 581

日本の美を伝えたい 581

ガーデニングの小さなコッテイジを増築し多世代住宅へ

 

もう一つの要素はこの手摺

奥に見える水平や階段なりに上がってゆく

斜めの手摺と同様に、空間を限定する

確定する、そして制約する要素としてある。

 この「上段の間」の手摺は高さを右の炉と

同じくして2帖を囲むが、炉とはわずかに透かす。

 また客間側と透かし、ベンチと緩く区画

腰掛ける人の「背あて」としても働くなど

双方のスペースに居心地の良さをもたらす。