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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 562

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 562

ガーデニングのコッテイジを

多世代住宅にリノベーション

 

門と呼べるほどではないですが

道路からアプローチする際、途中に結界を意味する

竹竿があります。

普段は竹垣に設置された鞘に収まります。

 茶庭ですと竹をラチス状に編んだ

枝折戸が来るところですがそこまで和を強調せず、

モダンにシンプルに竹竿一本を門に見立てています。

これは造園屋さんのセンス!

 

造園する際、多くは新たに運び込んだものですが

手前のもみじの古木と、

正面の竹竿の背後に見えますか?

石の一部をくりぬいて水をためた手水鉢、とは

以前のガーデンから引き継ぎ今回の

造園計画に組み込んだものです