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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 166

「三浦の濃紫べんがら」 前回ブログ165は個室の紹介でしたが今回はその入り口。

以前どこかで使われていたものを購入したのですが ドア幅が60センチを切っており狭い入口に使用していたようです。

ステンドグラスのデザインをよく見ると半月のカーブが何となく不自然にも感じます。

以前は2枚が対になる両開きのドアではなかったか? とおもい当時の資料を取り出すと、
解説には両開きのコメントはありませんが、購入当時の画像には 右側のドア枠縁にそって定規縁(両開き戸の中央の隙間を隠す 幅25ミリほどの細長い木片、戸当たりにもなる)があるではありませんか!

両開きに間違いありません。
(さらにコメントがあり、イギリスの蚤の市で見つけた1930年頃のもの?!)