べんがらちゃんの目

日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 360

「鎌倉 天空の館」

 

前回画像に現れていた横に長い窓

それを左に見て

突き当りは2階のトイレ。

2階床から3段下がった踊り場にあります。

扉をよく見ると

下枠に添え木をし、間に竹を仕込んで

古建具の高さを調整しています。

この天空の館では

徹底して古建具を再利用しています。

建物は古民家を移築しているのではなく

新築ですが、

インテリアには古い建具や欄間を使います。

べんがらを木部に使用したとき

クラシックのテイストを味わえるからですが

北鎌倉駅前の古民家ミュージアム

(1998年竣工 福井県の古民家の構造体を移築)

以来、使用しています。

 古い材料を新しい建物に使うことは

実は昔から行われており、

現在残っている古民家もすべて新しい材料で

作られたわけではなく

梁に柱の「ほぞ穴」が残っていたり、

柱に「貫き穴」が開いていたり

よそからか持ってきた材料を再利用していることがわかります。

川崎市には日本民家園があります。

伝統建築に触れ、

様々な発見を楽しんでみるのもよいかもしれません。