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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 287

「数寄屋ルネサンス」

前回に引き続き

座敷側から玄関方向を見ています。

右隣の8畳間が写真に加わっています。

玄関の当たりは以前ダイニングルームだったと

表現しましたが、ではキッチンは

その時、どこにあったか?

8畳の奥に見える廊下や光を受けている収納部が

改修前はなくキッチンになっていました。

襖の裏に隠れていますが、その収納の左手には

茶道用の水屋があります。

8帖には炉が切られていますが手前6帖側の

切り込みには掘りごたつのフレームが入ります。

こうやって見ると二間続きの昭和の家には

ゆったりとした伸びやかさがあります。