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「京都の町屋」に住む-7

再度外観に戻ります。

白の手摺は当初乳白色のポリカーボネートであったが現場に通ううちに、迷いだし、思案の挙句もう少し透けたイメージとなるようスチールの板で構成してみた。

バルコニ-下の1階窓の格子、また2階バルコニーの床は格子状になっているのでそれらの透ける印象と重なる。

手摺部を白い水切りで受け水平線を強調し、支える1階の構造体をベンガラで濃く塗装、かつ柱の位置を工夫しバルコニーを軽く浮いたように見せている。 

外構は未完成であるが2階のバルコニーと同位置の1階にデッキを設置する予定。その際は外の生活に巾が出来、またバルコニーと平行する線が1階に生まれるので水平線がより強調されて、シャープな外観になるだろう。