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片瀬山の家-1

日本の伝統建築は庭とのつながりが強く、建物と庭とが一体化していた。
今まで設計してきたなかにも庭を意識した建物は多い。
しかし都会の住宅密集地ではなかなかそうも行かないがそこはひとつ根性で
やってしまう。

この片瀬山の家は住宅密集地と異なり、1960年代に開発された
比較的区画が大きい分譲地に立つ。
が駐車場が敷地の多くを占めるため庭と呼べるスペースはごく少ない。
画像の外壁と隣地境界とは1メートルほどしか離れていない。
が日当たりはこのようにあるので緑のスペースを作った。
右奥にはテラスがありちょっとした憩いの場所ともなっている。
このように脇からの写真ではなく次回は緑を正面に見た物を登場させよう。