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金魚屋の通り庭

前回に続き京都金魚屋の紹介。
間口が狭く置くに長い敷地の連続が町屋を生み出す。
多くの町屋は道路から蔵のある裏庭まで下足のままたどり着ける
「通り庭」を持つ。
庭と言っても屋内だが、画像の玄関庭だけは外部。
大塀や隣家の壁に囲まれた中庭になっている。
お二人は金魚屋の若き経営者。
玄関庭は明るいし人の出入りもチェックできるし
風の通る庭でもあるので読書スペースに。
が何がいいといって心置きなくタバコを燻らせる、
ご主人にとって貴重なスペース。
町屋の形式をそのまま保存、利用されているので
町屋好きにはお勧めの宿です。