ブログ

鎌倉の家 リビング 分離発注メモ1

前回画像のリビング部分を拡大しました。
リビングの手前はベンガラで塗装していますが、
奥は白木の素地を生かしています。
その更に奥に白壁に囲まれたバルコニーが広がり外の緑を額縁のように見せています。
このバルコニー部分、実は天井があるので、壁部分のみが吹き放ち、屋外でありながら、室内のイメージ。座ったり、ねっころがったりして正面の山の緑、右に広がる海の光景を楽しみます。
左端の階段は屋上に続き、そこからは更に上からの谷戸の緑と海を眺めます。右上の白壁の白く光る部分が屋上で、手前のリビングに直接南からの光を注いでいます。

分離発注一口メモ(その1)
住宅メーカーと契約するのではなく、下請けになっている細かな各工事業者と建築主が直接契約する「分離発注」で工事を行っています。
素地を生かした塗装や光る白壁への変更は現場でオーナーと検討を行い変更しています。現場でのグレードアップを行いやすい点、分離発注の強みといえます。