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鎌倉の家 和室2

前回画像を和室の西面とすれば今回は反対の東面です。
上部はガラスをはめ込んだ格子窓、下は左側の壁に引き込みフルオープン
となるガラス窓になっています。
格子部分も引き込み更に庭との一体感を出したいところですが、屋根の出を支える方杖(つっかえ棒のようなもの)との関係でやむを得ず上下に分けた経緯があります。
けれども、窓の形が黄金比にちかく美しいプロポーションになったこと、右に続く窓のとのコンビネーションで茶室の落ち着きを持つ障子の構成が出来たことなど、よい結果を生んでいる。これは当初の想定に無かったことでした