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横浜都筑の家-No5 和室道路側を望む

前回画像は和室の丸窓側を見ていたが、今回は道路側を望む。

左手4枚引き違いの古建具側が道路となる。

手前引き戸は道路側の光を浴びて明るい。

和室正面の床の間、床脇の壁はグリーン、その他座敷側の下がり壁

は漆喰で塗っている。また畳の縁は赤ベンガラ、などと幾つかの

色が集まるが、天井にしろ建具にしろ、濃い目に落ち行かせているので

わずらわしさはない。

 金沢の東茶屋町を訪ねると保存建物の中には赤や青の壁があるが

営業目的であるから、より際立つが、個人の家としてはこの程度の方が

落ち着く。

なお道路側4枚引き違い戸と更に外側の出格子部分とは75cm奥行きがあり

外部との緩衝地帯として働いている。