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南箱根のコッテイジ12

前回画像の窓を左に見ている。

板戸は開いた状態だ。

撮影位置から奥が個室になり

手前で間仕切ることができる。

エアコンの設置位置には毎回工夫が

要求される。

今回突き当りのエアコン設置の背面の壁は

その下の窓やエアコン下の白い扉の面よりも

奥まっている。

つまり窓から上の壁は外に出ている。

南箱根のコッテイジ1の画像の左端に

その様子を見ることができる。

室内側には奥行きのある陰影を造っている。

建具上には梁を水平に回しているが、よく見ると

高さが違う。

通常は高さ270×巾120の梁を回すが

左手の窓では120×120、正面は120×270、

そして右の太い梁は120×450

それほど背丈の必要な場所ではない。

けれど、南箱根のコッテイジ9

の画像を見ればわかる。

左手から伸び、屋根を支える登り梁を受ける為

この高さが必要なんだと。

見た感じも太く、逞しい。