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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 33

「保土ヶ谷の赤ベンガラ」


前回のブログで

「2重垂木」や屋根に包まれるような

イメージの話をしましたが

今回は

バルコニーを通して

屋根の軒裏を見あげ

前回の説明を補足します。


垂木が2重というよりも

屋根の構造が2段になっている

と表現した方が良いでしょう。


断熱材が入っているため

2重になります。


バルコニーの床も

塞いでしまうのではなく

木のスノコで床を組み

すきまを造り

1階の窓に

上から光を

取り入れる工夫をしています。

(と同時に夏場はスダレの役割も)