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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 35

「保土ヶ谷の赤ベンガラ」


玄関ホールの画像です。

奥にダイニングの様子や和室の柱が見えます。

このように

室内は、天井などに赤ベンガラを使っていますが

白木も使います。


手前のシナ合板部分は収納家具


床は檜の縁甲板張り

奥のキッチンカウンター腰壁部は

杉板です。

節のあるものと無いもの

白木とベンガラとを塗り分けて

素材感を出しています。


白木部分は文字通り白っぽいですが

数年経つうちに

日に焼け

濃いめの茶色に変化してゆきます。


その時に初めて全体が完成に近づいた

と言えるかもしれません。