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日本の美をつたえたい―鎌倉設計工房の仕事 107

「成田の濃紫べんがら」

 

今日は前回の写真に

反射光を受ける格子の壁を入れてみた。

 

べんがら塗りの天井が陰影を作り、床の杉板は

明るく光を反射させ、その中で籐の衝立のゴールド、

テーブルの飴色、ほんの少しの漆喰壁が

夕暮れ前、日が傾きかけたひと時を創る。