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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 304

「数寄屋ルネサンス」

ようやく新しいパソコンが動くようになり

今回はその最初のブログです。

新宿高層ビルがまじかに迫る代々木のすまいを続けます。

 

これは5年前の3階建て新築時にかなわなかった

それ以前の昭和の家に1階部分を戻す

改修工事です。

わずかに見え明かりのついている右端の壁が前回の画像になります、

前回画像の右端の引き戸を開け、

廊下からこの洋室に入った時にみえる景色です。

 

左手には南東方向の庭が映ります。

今回増築部分(障子の右側が入口)が庭に張り出しており

午後の日がさえぎられがちですが、

張り出し部の右手、西から、東の窓へ、さらに庭へと西日が差し

夕方から夜へと向かう一瞬、逆に庭が明るくなります。

右手には午後の日が差す、洗面化粧室が見えています。

 

緑の見える窓からはそろそろ日が差してくる頃です。

 

工事中の、まだ壁がなく柱のみが林立していたころ、

職人さんの午後3時の休憩時、この窓からの光が

1階の現場全体を照らし出していました。