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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 194

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 194

 

「鎌倉の濃紫ベンガラ」

 

今回は室内側から庭と、道路を見ています。

右手が玄関土間、

左側が居間の延長としての土間になります。

 

ベンガラ塗の軒裏の出は1.3メートルほどあり

室内側を守り、夏の太陽からも守ります。

 

このように左手のサッシは片側に寄せ、右手の

玄関戸を右端の戸袋に引き込めば、

土間は外部に対し開いた舞台、

あるいは鎌倉らしいお店の空間に

変貌、も可能です。