お客様の声

横須賀の家(1988年竣工)

 いくつも土地を見て回り、横浜だと値段が高かったので、横須賀で眺めの素晴らしさが気に入ったこの土地を購入しました。通勤に1時間半かけるのさえ我慢すればよいと考えました。

 駅からずっと上り坂。山のほぼ頂上、敷地は斜面地。家の中にも斜面に沿って階段があるため、「雛壇の家」と名付けられました。西は眼下に住宅が広がっており、夕暮れ時の遠くの山に夕日が沈んでいく絶景が素晴らしいです。

 テラスで食事をするのが好きです。

 浴室からは庭が見えるようになっており、毎日、庭を見ながら入るお風呂は極楽です。設計の際に、「風情が楽しめる家にしてほしい。」とたのんだら、雪見障子のイメージで浴室の窓を設計してくださったとのこと。

 収納が階段の下や床下などにも、色々なところにあるのが便利です。

 庭にはうぐいすを始め、様々な鳥が飛んでくるため、20年くらい前に野鳥の会に入りました。たぬきも来ます。

 母は、102歳までこの家で生きました。最後の日まで元気で、階段も一人で登っていました。私自身、70歳代になりました。思い入れがある家なので、この家にずっと住みたいと考えています。

 

201711月、築29年時点、建築主インタビュー)

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