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建
長寿命のための品質基準(数字の単位はミリ)、通常の仕様。
@
予め地盤調査を行い、結果に適した基礎設計を行い、その結果不動沈下等支障が発生した際は建物が保証される地盤保証契約を保険会社と結びます。
A
原則として基礎はベタ基礎とし床下全面にコンクリートを打ち、防湿フィルムと相まって地面からの湿気を防止。要所に地中梁を通しベタ基礎の剛性強化を図ります。このため床下点検口は2カ所以上となります。(コンクリート強度24N〜30N/mu、スランプ15p)
B
将来水回りのリフォームに対応すべく床下基礎の立ち上がりを400とし、人がもぐれ、配管等の工事を可能とします。またシロアリのチェックも容易とします。
C
基礎幅は鉄筋のかぶり厚が確保できるよう150、鉄筋はD-10,13上端部はフック付き。
D
アンカーボルトは1820以内、構造壁部は2カ所、ホールダウン金物は適宜設置。
E
基礎と土台との間は耐用年数100年をめざす特殊ゴムパッキンとし、床下通気の均一性を図ると同時に、耐震上の効果も考慮します。
F
土台、大引きなど地面に近い木材は伝統的実績のある檜としムクの120×120(大引きは105×105土台とは蟻継ぎ)の断面形状を持つものとし、集成材の使用はありません。
G
柱は伝統的実績のある杉の芯持ち材。120×120(集成材の使用はない。)特一等上小節真壁用。横架材間距離をなるべく短くすることで構造材の強度を増します。(ヒューマンスケールとバランスを取る意味もあります。)
H
将来リフォームに対応すべく細い木材でよいところも梁桁の高さは一階において270〜300、二階において240に統一としています。豪快な木の構造を見せ伝統的建築の安堵感と構造美を出します。そのため柱、梁、桁などを相互に繋ぐ金物が見えぬよう箱堀して隠しボルトで緊結します。梁幅は120としJパネル(厚み36の杉板)等面構造材との掛かりを確保しています。加工については@大工さんの手刻みAプレカット工場利用+大工さんの加工Bプレカット工場のみと3種類に使い分けています。神奈川近県の場合大工さんの手刻みでも予算に収まります。
I 2階床はJパネル(杉板厚み36)とし一階の天井板ともなります。その上に45×45の根太を30センチ間隔で打ち付け電気の配線スペースとし、その上に杉ムク板厚み15の床板を打ちます。つまり2重床になります。2階の天井部分も同様で2重になっており断熱材が間に入ります。
J 2階の天井も屋根勾配に沿った傾斜天井でたっぷり高さを取り、小屋組を見せます。天井板は杉材が多くベンガラを塗り重厚感を出すこともあります。建築主や当社スタッフがこの作業を行うことも少なくありません。
K 各階壁は真壁で柱を現わし、その間を畳大の杉Jパネル厚み36で塞いでゆく事が多いのですが、梁から下を柱も含め白壁で覆う場合もあります。この際の白壁は漆喰プラスターなど吸放湿性のある材料を使用します。壁紙クロスは使用しませんが和紙を使うことはあります。
L 内部建具はオーダーメードで建具屋さんが作ります。1年後に再度立て付け調整を行います。素材はシナ合板クリア塗装やラワン合板ベンガラ塗装など、白ポリ合板を使用することもあります。
M 外部に面する建具はアルミサッシですが、メーカーの指定はありません。予算次第で木製のガラス建具にする場合もあります。玄関戸はアラスカ檜材ベンガラ塗装。玄関ドアの場合、予算が許せば新橋、堀商店のフェロネリを錠前に使います
外部に面する建具はすべて2重のペアガラス。断熱性能を向上させています。
N 外壁には全面に木摺板12ミリを張り、防湿紙や腰のあるラス網のうえ、モルタルを塗り
2週間以上乾燥させた上で、一階は貫材厚み12ミリを2重にずらして張りベンガラ塗装を施し外壁に色彩と陰影をもたらします。二階は、モルタルの上白壁で、漆喰かアクリル系の防藻、防かび材を使用。壁水切りをもうけ、外壁のクラック防止、水はけの向上を目指します。あわせて外観に陰影の美しさをもたらします。
O 軒裏は、母や材、垂木材を現わし化粧天井とし、ベンガラを塗ります。ベンガラは防腐、防虫効果を持ちます。また鼻隠しや、破風板に沿って、ガルバリュウムの水切りを設置し雨水の台風時等の侵入を防ぎます。
P 屋根はガルバリュウムか瓦、下地は構造用合板と杉材12ミリとの間に角材を450間隔に
いれ断熱材+空気層を間に入れます。
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