茅葺き農家や京都の町家のよさとは?暑い夏、座敷で昼寝していると涼しい風が頬をなでたり、人が気軽に立寄れる土間があり、坂の間がそこに面し、商品を置けば商業スペースに早変わりする。柔軟性の点では、家全体についても言える。田の字形の間取は、建具の開閉のみで大小の部屋をつくり出す。又、自然の木や石、土で出来ているのでシックハウスやアレルギー等関係ない。町家の千本格子は、通りに解放していながら視線はカットする。家の気配は外に漏れ、外の様子も内にいて、伺い知れる。つまり良さとは風通しが良く、スペースに柔軟性があった点にある。今回「現代の民家」をテーマとしたが、技術を駆使したハイテクな素材で表現するのではなく、自然素材を用いる事で人々の記憶に残る民家のイメージを呼び起こそう。先人の知恵をもう一度見直そう。と試みた。
場所:横浜市港南区
竣工:H 10年 12月20日
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