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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 404

「四神相応の地に建てる」

前回モンドリアンが何とか

と言っていたのはこの角度から見た

景色です。

左手前にはドアが配され、しかも腰付きであるので

視界を限定している存在である。

一方正面は

嵌め殺しのガラスのみであるため

より一層開放感が高まり

べんがら大和張りの外壁が

あたかも室内の一部にさえ見えます。

手前のストーブ背壁も赤べんがらで塗装し

外と内の素材を同一とし、板の張り方まで

統一することで

外庭と室内が連続しています。

 まあそれが思いがけない広がりを生み

空間的にダイナミックになっている、

だから好きなのです。