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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 403

「四神相応の地に建てる」

 

写真は玄関引き戸を開けて中に入ったところです。

庭への出入り口、前回は網戸の状態でしたが

今回は腰板(外側はガルバリュウム張り)のついた

木製ガラス引き戸になっています。

外の庇は壁から60㎝出ており、しかも低めの位置に

設置しているので雨の影響は少ないと思いますが

腰板をガルバリュウム鋼板で覆い、

万全の防腐措置を講じています。

ただこの腰板は単なる防腐の装置ではありません。

玄関から庭を眺めるとき、腰板で風景の一部をわざと覆い

ガラスから見える風景をより引き締め美しく見せるのです。

 

リビングの外壁はモンドリアンのコンポジション風に

デザインされている、それを

ここから見るのが私は好きです。