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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 236

「柏の黒紫べんがら」

今まで斜めアングルの写真が多かったので

今回は正面からとっています。

改修前の状態は

床柱は漆で面皮付、脇床の下がり壁の位置は同じだが

下に吊り押入れがあり、その下は床になって

奥の壁に障子があり外部との通風が図られていました。

 天井の神大杉部分は、葭簀天井で小さな棹で3尺ピッチで

区切られ、棹は床ざしでした。

今回の改修でより真行草の真に近い座敷にしています