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日本の美を伝えたい_鎌倉設計工房の仕事 227

「柏の簓子下見」

玄関ホールを座敷から見ています。

玄関は以前北側に位置し

日中日が入らぬ状態。

今回の改修によって

さんさんと日が注ぐ南側に配置し、

冬場、広々した玄関土間が

鉢植えの避難場所になっています。

 

玄関戸、柱や梁、天井板(合板ではなく杉板)

には濃い紫のべんがらが、鎌倉の家と同様に、

塗られ、ゆえに天井や梁組は豊かな陰影に満ち溢れています。