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日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 191

日本の美を伝えたい―鎌倉設計工房の仕事 191

「鎌倉の濃紫ベンガラ」

 

今日からは鎌倉の家を紹介します。

藤本が35歳の時に設計した住宅で施主は育ちました。

30年を経たその家は閑静な鎌倉の谷戸にあり、

楽器をこよなく愛するご両親、という家庭環境でした。

そのせいかテーマとして与えられたのは

「五感を育む住まい」

結婚して今度はご自分たちに授かった

小さな命を育むすまいです。